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パイナップル豆乳シリーズをつくったきっかけは?鈴木ハーブ研究所はどうやって生まれたの?

鈴木ハーブ研究所
美容健康

こんにちは、つぼつぼライターのYukiです。

全3回でお送りしている、茨城県にある鈴木ハーブ研究所のインタビュー特集。
第2回は、代表の鈴木さちよさんにお話をお聞きしました。

アトピーに効く化粧品がない!それなら自分たちで作っちゃおう!

まずは、鈴木ハーブ研究所をつくった経緯をお聞かせいただけますでしょうか。

鈴木ハーブ研究所 鈴木さちよ鈴木ハーブ研究所代表 鈴木さちよさん

最初のきっかけは、次女がアトピーになったことですね。
病院の先生に聞いたら「アトピーには保湿が大事」だと言うので、市販の化粧水を試してみたのだけど、一向に良くならず…。

そんなときに、納豆の成分が保湿にとても優れていると聞いて納豆成分入りの化粧品を探してみたんです。

納豆の名産地として有名な茨城だけに。

そうそう、茨城だけに。
離乳食でも納豆をあげていたんですよ。

管理栄養士の母に聞いて知ったのですが、大豆はアミノ酸スコアが100(※)なんだそうです。
タンパク質とかアミノ酸は体をつくるモトになるものなので、スコア100の大豆は一番優秀なんですよね。

アミノ酸スコア
アミノ酸スコアとはタンパク質の「質」を表す指標のこと。
アミノ酸スコアが100に近いほど、体内でタンパク質が有効利用されます。

(引用:国立スポーツ科学センター「たんぱく質ーアミノ酸」

ふつうだったら、「えー、納豆!?」とか「臭いのかな」とか「べたべたするのかな」とか思うのかもしれないですが、すっと受け入れられましたね。
迷わず、「じゃあ、納豆の成分が入った化粧品を探そう!」って。

でも当時は、そういう化粧品が世の中になかったんです。
それで主人と相談して、「ないんだったら、作ればいいか」ということになって。

納豆ローション誕生秘話

え!? それで…作っちゃったんですか?

そうなんです。メーカーさんに事情を話して、成分の原料を分けていただいて。
あとは薬局で売っているエタノールを加えたりとか、基本的な化学でできるような処方で作ってみたら、それがすごくよかったんです。

それで娘さんのアトピー肌が良くなった、と。

ええ、使い始めてから半年くらいできれいになりましたよ。

 

その後、鈴木さんが作った化粧水の噂を聞いて、ママ友やアトピーの悩みを持つ方から「分けてほしい」という相談を持ちかけられます。

分けてあげたいけど、薬事法もあるし、知らない人にはお譲りできない。
それならちゃんとしたものを作ろうということになり、製造してくれる工場を探します。

工場で製造するとなると、最小ロット(注文ができる最小単位)があって必要な分以上の商品ができてしまう。
それなら広告も出してみよう、という感じで、だんだんと事業になっていったそうです。

納豆ローション商品化された納豆ローションと納豆せっけん

友達のひとことがきっかけで、パイナップル豆乳ローションを開発

じゃあ、最初から会社を設立しようと思って作ったわけではないんですね。

最初は全然、そんなつもりはありませんでした。
会社にしたのは、パイナップル豆乳ローションを出した後ですね。

当時、会社員時代に仲良くしていたお友達と、よく女子会をしていたんです。
毎年この時期(3月)になると「今年もいよいよ、黒いタイツを脱ぐ季節がきました」って話す子がいて。
つまり、ムダ毛のお手入れをするのがめんどくさい、っていうことなんですよね。

そのときには大豆の成分にムダ毛を抑毛(よくもう)するような効果があるということを知っていたので、友達に喜んでもらえるなら…と思って試しに1回、試作品を作ってみたんです。

…また!作っちゃったんですね…!

そうなんです(笑)。
それで試作品を友達に使ってもらったら効果があったので、もし、他にも悩んでいる方がいるならと思って広告も出してみたら、すごい反響があって。問い合わせの電話が鳴り止まない状態で、娘を幼稚園に送っていくこともできなくなってしまったんです。

それで何人かの知り合いにお手伝いをお願いするようになって、最終的に「ちゃんと会社をつくりましょう」っていうことになりました。

求められているものを作っているうちに、いつの間にか会社になっちゃった感じですね。

そうですね。
悩んでいる人がいて、その悩みに対して私にできることがあるのなら…という感じですね。

安全性と効果・効能を最優先にしたモノづくりのスタンスは今も変わっていないんですよ。社員全員で試してみて、全員が納得しないと商品を発売しないんです。
だから、発売までこぎつけるのがなかなか大変で(笑)。

 

身近にいる大切な人の悩みを解決したいという想いが発端となって、商品を開発、さらに会社を立ち上げることになった鈴木さん。

累計販売本数388万本を突破した「パイナップル豆乳」シリーズについて、もう少し詳しくお話を聞いてみました。

パイナップル豆乳ローション「パイナップル豆乳シリーズ」のローション

社員全員で、試行錯誤のモノづくり

パイナップル豆乳シリーズには、大きく分けて除毛を目的としたクリームと、ムダ毛を薄くすることを目的にしたローションの2種類がありますよね。

「除毛クリームの方がニーズがあるんじゃないのかな?」と思ったのですが、先に作られたのはローションの方だったのですね。

その当時も世の中に除毛クリームはいくつかあったのですが、除毛だとまたすぐに、ムダ毛が生えてきてしまいます。

使っているうちに、だんだんムダ毛のお手入れがしやすくなったりとか、目立たなくなる商品が、それまではなかったんですよね。

生活習慣の中で自然にお手入れできるものを、作りたかったんです。
それで、ローションが先だったんです。

パイナップル豆乳ローションを塗ってみるパイナップル豆乳ローションを試し塗り。
しっとりして気持ちいい〜♪

大豆の効果についてはさきほどお聞きしたのですが、なぜ、パイナップルの成分を入れようと考えたのでしょうか?

最初は豆乳だけのローションからスタートしたんです。
研究していくうちに、パイナップルとかパパイヤの酵素を配合したほうが、お肌が柔らかくなって浸透しやすくなったり、毛自体が細くなったり抜けやすくなったりするという効果があることがわかって。

となると、「パイナップル」というネーミングは…?

豆乳以外で、最初に配合した成分だからかな?
あとは、なんとなくパイナップルのイメージがいいかなって。

今も成分としては入っているのですが、いい原料が出てきたら入れてみたり、バランスを変えたり、マイナーチェンジは常にしています。
製造は工場にお願いしているのですが、成分の調整は今も主人がやってるんですよ。

パイナップル豆乳シリーズ一番人気の「パイナップル豆乳」シリーズ

パッケージのデザインも、シンプルでかわいいですよね。

デザインも試行錯誤ですね。
パイナップルの絵が入っていたりとか、絵がなくて文字だけにしたこともあったかな。

ほんとに、社員みなさんでつくっているんですね。

パイナップル豆乳シリーズと鈴木ハーブ研究所が生まれた経緯のまとめ

とにかくまずは、やってみる、試してみる。
鈴木ハーブ研究所のみなさんのフロンティア・スピリット(!)が、これまでにない新しいコンセプトの商品、消費者に本当に役立つ商品づくりに活かされているのですね。

次回も引き続き、鈴木さちよさんにお話をお聞きしたいと思います。お楽しみに!

この記事で紹介した商品はこちら

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つぼつぼ編集部

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