バストアップしたい女性必見!胸が大きくなる方法総まとめ

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人によって、大きな違いが出る「バストサイズ」

なかには自分のバストサイズや形に、コンプレックスを持っているという方もいらっしゃるかもしれません。

なぜ、バストサイズには人によってこんなにも差があるのでしょうか?
そして、バストアップする方法には一体どんなものがあるのでしょうか?

今回はバストが作られるメカニズムや、様々なバストアップの方法、その効果についてお話します!

バストアップの前に!胸が大きくなるメカニズムを知ろう

「バストアップしたい」とは思っていても、「どうして胸の大きさに個人差があるのか」「バストがどうして膨らむのか」を知らない方もいらっしゃるかもしれません。

まずは、女性のバストの仕組みについて知識を深めていきましょう。

バストを構成している要素

胸の構造

女性のバストは、主に「母乳を作ること」を目的として成長します。
女性の胸には血管やリンパ管が多く通っているのですが、これは母乳を作る際に血流やリンパの流れが必要となるからです。

乳頭から放射状に伸びる「乳腺」も、母乳を出すために必要な組織。
乳腺は授乳時に膨らむのですが、乳腺の近くに皮膚や筋肉があっては、それが邪魔して乳腺が発達できません。

そのため、乳腺の周囲には脂肪がついており、乳腺が発達するためのスペースを守っています。
この乳腺周りの脂肪によって、女性特有のバストの膨らみは作られているのです。

また、胸部には「クーパー靭帯」という膜状の組織があり、これが胸部の乳腺や脂肪組織を支えています。
バストの形を保つために重要なクーパー靭帯ですが、伸縮性がないため、一度伸びたり切れたりすると元に戻ることができません。

クーパー靭帯が伸びてしまう原因は、成長期や授乳期にバストが大きくなることや、加齢などです。
これらの原因によってクーパー靭帯が伸びてバストを支えられなくなると「バストが垂れてしまい戻らない」ということになります。

クーパー靭帯の損傷は、加齢などの避けられない要因によって起こるため、完全に食い止めることは残念ながらできません。
しかし血流を良くして老廃物を排出するなどの方法で、ある程度の予防は可能だと言われています。

人によってバストの大きさが違うのはどうして?

バストの大きさは、思春期から成人期にかけて分泌される「女性ホルモン」によって決まります。

女性ホルモンは、乳腺を発達させるために欠かせないもの。
女性ホルモンによって乳腺が発達するとその周りの脂肪も増えるため、バストが大きくなるのです。

バストの成長には遺伝も関係しますが、女性ホルモンは生活習慣に左右されるため、成長期の過ごし方もバストサイズに影響します。

例えば睡眠不足は、女性ホルモンの分泌を妨げる大きな原因のひとつです。
また、食生活の乱れやストレスも、思春期の成長に影響を与えます。

こうした要因によって、女性のバストサイズには差が生まれるのです。

胸が大きくなるのは20歳まで!?

女性のバストは多くの場合、初潮を迎える少し前から膨らみ始めます。
そのくらいの年齢から女性ホルモンが多く分泌されるようになり、18~20歳頃に分泌のピークを迎えます。

そのため、バストが大きく成長するのは20歳までだと言われています。

しかし、下着によってバストを補正することで、バストを大きく見せることは可能です。
また、マッサージや筋トレ、食べ物などによってバストサイズが変化したという人もいます。
そのため、「20歳以降は全くバストが大きくならない」と言い切ることはできません。

バストアップには女性ホルモンが大切!

バストの成長には遺伝だけでなく、「女性ホルモン」が大きく関わってきます。
ここからは、女性ホルモンのバランスを整える方法を確認していきましょう。

女性ホルモンを分泌するために健やかな生活を!

女性ホルモンは、大きく「エストロゲン」「プロゲステロン」の2種類に分けられます。
2種類のホルモンのバランスは脳からの指令によって保たれていますが、このバランスは環境や栄養バランスなどで簡単に崩れてしまいます。

エストロゲンとプロゲステロン

まず、急激な体重減少や栄養不足は女性ホルモンの分泌を妨げる原因となります。
急なダイエットによって生理が止まってしまう方もいますが、それも女性ホルモンの影響です。

また、ストレスや睡眠不足もホルモンバランスの大敵。
なかなか難しいかもしれませんが、ゆっくりとリラックスする時間や、じゅうぶんな睡眠時間を確保することが大切です。

体の冷えも、血行不良や卵巣への悪影響などをもたらします。
適度な運動や入浴で、体を冷やさないように心がけましょう。

女性ホルモンを助ける食べ物

「ある特定の食べ物によって胸が大きくなった」という体験談を時々耳にしますよね。
女性ホルモンを活性化させる食品や、筋肉を作る食品などを摂取した場合、バストアップに影響する可能性はゼロではありません。

例えば大豆製品に含まれる「イソフラボン」や、キャベツに含まれる「ボロン」などは、女性ホルモンを活性化する成分です。
またタンパク質やアミノ酸は、筋肉の発達に影響します。

豆乳イソフラボン

しかしこれらの栄養素をたくさん摂ったとしても、すぐにバストが大きくなる可能性は低いという見解もあります。
バストアップのためにこれらの栄養素を過剰に摂取するのは、栄養バランスの面から見てもやめたほうが良いでしょう。

筋トレやストレッチ!手軽にできるバストアップ方法

バストが大きく成長するのは、一般的に20歳まで。
しかしトレーニングなどによって、バストを大きく見せたり美しく保ったりすることは可能です。
ここからは、美バストになるための自宅でできる筋トレや、ストレッチについてお伝えします。

バストアップ方法:筋トレで大胸筋を鍛える

バストを支えているのは、バストの下に位置する「大胸筋」という筋肉。
この筋肉を鍛えて胸部に厚みが出れば、自然とバストも大きく見せることができます。

また、クーパー靭帯は筋肉と筋膜の間にあるため、筋トレはバストを引き上げハリを保つためにも有効です。

ただし筋トレは程度によっては皮下脂肪を減らすため、バストのサイズ自体は小さくなる可能性もあります。
バストのハリや胸周辺の厚みなどを得たい方には筋トレはおすすめですが、バランスを考慮しながら行いましょう。

手軽な大胸筋トレーニングなら、手のひらをみぞおちの辺りで合掌し、手のひら同士をくっつけるイメージで力を入れるのがおすすめ。
このとき、肘から手のひらまでが直線になるように意識しましょう。

大胸筋のトレーニング

このトレーニングは、筋トレ用の器具「ハンドグリップ」を使って行うのも効果的。
両手のひらを組んでその間にハンドグリップを挟むようにして持ち、グッと力を入れて押すと、より大胸筋に負荷をかけることができます。

ハンドグリップ

大胸筋を鍛える際は、バランスをとるために背筋のトレーニングも行いましょう。
大胸筋だけが大きくなると猫背になってしまい、姿勢や血行に悪影響を及ぼします。

バストアップ方法:ストレッチを行う

仕事中や自宅でリラックスしているときなどに、つい猫背になってしまうという方は多いかもしれません。
しかしそのような姿勢が続くと、大胸筋や背筋が凝り固まったり、血流が悪くなったりしてしまいます。

筋肉が固まると余計に猫背が悪化し、胸がしぼんで見えたり胸が垂れたりする原因にもなります。
美しいバストを保つためにも、こまめにストレッチを行いましょう。

胸のストレッチ

頭の後ろで手のひらを組み、肘を開いて天を仰ぐように背中を反らすだけでも効果的。
肘を曲げて、肩を回すイメージで腕を後ろから前へとグルグル回すのも良いでしょう。
椅子に座ったまま実践できますし、背中や胸の辺りがほぐれていくのが分かるかと思います。

どんなグッズが効果的?バストアップグッズで胸を大きくする方法

バストサイズに悩む女性にとって、気になる存在なのが「バストアップグッズ」
ここからは、様々なバストアップグッズの効果についてお話します。

バストアップ方法:バストアップブラジャーを使う

バストを守り、形を整えるために必要なブラジャー。
「補正ブラ」や「育乳ブラ」などと呼ばれるブラジャーも販売されており、気になっている女性も多いかもしれません。

バストアップブラジャー

しかし育乳とは言っても、残念ながらブラジャーでバスト自体を成長させることは難しいと言われています。
ブラジャーは胸を成長させる物ではなく、あくまでも形を整えたり、バストの下垂を防ぐための物と考えたほうが良いでしょう。

ただし、胸の形をしっかり補正するブラジャーを着けることで、バストを大きく美しく見せることは可能です。
背中や脇に流れた脂肪を集めて、補正ブラジャーでしっかり支えてください。
ブラジャーは着け方だけでなくサイズ選びも重要ですので、販売員の方とよく相談しながら選ぶようにしましょう。

日中に着けるブラジャーは、しっかりとワイヤーの入った物のほうが良いと言われています。
ノンワイヤーブラやカップ付きのインナーは楽ですが、胸を大きく見せたり下垂を避けたりするためにはワイヤーブラがおすすめです。

ナイトブラも有効

睡眠中はノーブラという女性も多いですが、長時間の睡眠をノーブラで過ごすことはおすすめできません。
夜寝ている間にクーパー靭帯を傷めないよう、ナイトブラを付けるのも良いでしょう。

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バストアップ方法:サプリメントを飲む

バストアップ効果を謳うサプリメント。
これらのサプリには一般的に、女性ホルモンを活性化させるという成分が配合されています。

バストアップサプリ

しかしこうしたサプリのなかには、効果がハッキリしない物や、健康被害を招く物も存在する可能性があります。

例えばバストアップ効果を謳う健康食品には、「プエラリア・ミリフィカ」という成分が配合されていることがあります。
このプエラリア・ミリフィカを含む健康食品を摂取した方から、生理不順や発疹などの健康被害が報告されたのです。

この成分は、美容効果があると言われている女性ホルモン「エストロゲン」を活性化させるもの。
しかしエストロゲンを活性化させる力が強すぎるため、ホルモンバランスが崩れ、場合によっては健康被害を招いてしまうのです。

女性ホルモンは、エストロゲンとプロゲステロンのバランスが大切。
製品や自身の状態によってはかえって悪影響となる場合がありますので、バストアップサプリを使用したい方は必ず下調べを行いましょう。

女性ホルモンが少ない方は、産婦人科で処方されるホルモン治療用のピルによって、バストが大きくなることもあります。
女性ホルモンの量やバランスが気になる方は、一度産婦人科で相談してみるのも良いでしょう。

バストアップ方法:バストアップクリームでマッサージ

「塗ってマッサージすることでバストアップする」というバストアップクリームも、バストアップグッズのひとつ。
しかし、こうしたクリームの成分が皮膚から吸収されて、乳腺などに直接作用することはないと言われています。

ただ、バストの周辺やデコルテをマッサージすることは、筋肉の凝りをほぐしたり血行を促進したりするためには有効です。

バストアップのマッサージ

その際、なにも塗らないと摩擦が起きてしまうため、クリームなどを塗ったほうがスムーズでしょう。
また、バストアップクリームの保湿効果でデコルテの皮膚にハリが出て、バストアップしたように感じる可能性もあります。

バストアップクリームに興味のある方はこれらのポイントを踏まえ、製品のことをしっかり調べた上で使用すると良いでしょう。

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豊胸手術でバストアップする方法

「すぐに見た目を大きく変化させたい!」という方の場合、豊胸手術によるバストアップを選択することもあります。

ここからは、豊胸手術の種類や注意点についてご説明します。

豊胸手術ってどんなことをするの?

豊胸手術には、専用のバッグを胸に入れてボリュームアップする方法や、ヒアルロン酸を注入する方法、自身の脂肪を注入する方法などがあります。

シリコンバッグを入れる豊胸手術

バッグを入れる方法の場合、脇の下などの皮膚を数センチ切って、そこからシリコンなど柔らかい素材でできたバッグを入れます。
手術が必要となるため多少痛みや腫れを伴いますが、通常1~2週間で治まると言われています。
入れたバッグは体内に吸収されないため、半永久的に効果が持続します。

ヒアルロン酸を注入する方法

ヒアルロン酸を胸に注入する方法は、メスを使わないため施術が短時間で済み、痛みも少なくなります。
柔らかく自然な仕上がりになりますが、ヒアルロン酸は体内に吸収されていくため、効果は数年です。

脂肪を注入する豊胸手術

脂肪を注入する方法は、自身の体のどこかから脂肪を吸引し、その脂肪を胸に注射するというもの。
メスは使いませんが、多少の痛みや腫れは起こります。
また脂肪吸引した場所に数ミリの傷が残りますが、一般的には数ヵ月で目立たなくなると言われています。
注入した脂肪はある程度吸収されてしまいますが、残りは半永久的に持続します。


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3つの方法のメリット・デメリットをわかりやすく解説してくれる動画です。

 

豊胸手術のやり方や効果、傷の残り方などは、病院によって異なる場合があります。
必ず手術内容や効果の持続性、費用などをじゅうぶん医師と相談した上で行ってください。

豊胸手術のリスク・注意点

豊胸バッグを入れた場合、バッグが乳がん検診の妨げになることがあります。
マンモグラフィーが受けられなかったり、乳がんの早期発見がしにくくなったりする場合もあります。
また、合併症や破損を起こす可能性もゼロではありません。

脂肪を注入する方法は、脂肪が石灰化したり、液体や空気による嚢胞ができたりすることがあります。
石灰化した脂肪はレントゲンに写りますし、石灰や嚢胞が乳がんと区別できない場合には、精密検査を行うことになります。

ヒアルロン酸注入は比較的手軽な方法ですが、効果が半永久的ではないのがデメリットと言えるでしょう。
また可能なバストサイズに限界があり、豊胸バッグよりもボリュームを出すことは難しいと言われています。

バストアップの方法は様々!自分に合った方法を選ぼう

バストサイズにコンプレックスを持っている女性にとって、バストアップはとても重大なテーマです。
しかし、成人してから劇的にバストアップすることは、やはり難しいとされています。

ですが、ブラジャーやトレーニングによって少しでもバストを大きく、美しく見せることは可能です。
姿勢に気を付けて胸を張るだけでも魅力的に見えますし、バストを垂れにくくすることもできます。

どうしても大きくバストアップしたいという方は、豊胸手術を検討しても良いでしょう。
手術の際は、医師にしっかり相談し、信頼できる病院を選んでくださいね。

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つぼつぼ編集部

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